ゲームマーケットにいっても一人

昨日はゲームマーケットに行った。物見遊山。
開場後にビッグサイトに到着したのだけれど、長蛇の入場列。え? なにこれ。しかし途中で「入場券を持ってない人は左の列にー」との指示に半分以上が列を離れる事態に。カタログなしでこんなにきてんの? それも驚き。私はカタログを前日のミスボドでチェックすみなので行くところは決めてたのだけれど、この時間ではどうかなー、というところ。というくらいの熱量でした、今回。
結局、10分くらいの待機で入場。これで11時前くらい。まずは一周してみるべ、とつらつら回る。回ろうとするのだけれど、人が多い! 会場が広くなったのに、狭い! 待機列から推察できる以上の人いきれ。
まず最初に「量子カノジョ」の妹拡張をいただきに。前回の初版を見せるとカードだけもらえるとのことでいそいそと。妹ですよ、妹。ついに妹が彼女になる可能性があるのですよ、このゲーム。もーほんと、にやにやがとまりませんな。このゲームは大好きすぎるので、稿を改めて書き綴る予定は未定。
次に七タナ部さんの「ゲノム」。カタログのイラストから興味を持って。ファイルフォルダ収録の対戦ゲームで、カードシートを切って自分でカードを作って遊ぶ。これぞゲームマーケット、という手触り。「偽札作り」みたいな感じ。こういう遊ぶ前にちょいと細工のあるゲームだったり、コマ、サイコロなんぞのコンポートネントを自分で用意するゲームが以前のゲームマーケットでは珍しくなかったと思うのだけれど、どうか。んでもって、このゲームは2人用なので、遊んでどうかなー、と不安はありますが、それを楽しむのもゲームマーケットじゃないかと(自己暗示)。
次に友人からの頼まれモノ、倦怠期さんの「マンテル」。ブースに行ったのだけれど、モノがない。出遅れたかーと天を仰いでいたのですが、なんと探して出していただけました。ありがとうございました。
その後つらつらと回る中で見つけたドット絵のRPGキャラクタ風バッヂをさんざん悩んで買わなかったのを今、超絶公開しています。ぐはー、次もあるかな! 「フリーゼマテンテン」の初版カードセットを展示しているサークルさんで大興奮。「フリーゼマテンテン」はゲームとしてはアレ(とりわけ終了条件がアレ)なんだけど、カードがそろっているのは初めて見た! すごい! でも、遊びたくはないよ!
あとホビージャパンのくじでいつもどおりドミニオンのプロモカードから持ってなかった総督を見事ゲット(泣いてない)。

セブンブリッジ、MtG、テキサスホールデム、そしてごいたの体験会が開かれていたのだが、これが大盛況で印象的だった。知ってるけれど機会がなかったゲームをインストできる人が必ずいて遊べる環境、というのは気軽で楽しそう。この気軽さ、がゲームマーケットの特徴じゃないかな。カタログを当日調達して参加するくらいの気軽さ。ただ、MtGはプロモがもらえるらしく、羊の皮をかぶった狼がいたようですが。以前開催された「リトルエッセン」も、このインストを詳しい人に任せられるリッチなゲーム環境がとにかく印象的だったのを思い出した。またやりませんかね、リトルエッセン。この夏の「中央・総武線ゲームフェスタ」もそういう経験が楽しかったのよね。今回は結局どれにも参加できませんでしたが。そんな中、ごいた大会をじっと見てました。みんなの勝ったり負けたりの表情がわかりやすくて楽しかった(こなみ)。
一方で、参加サークルの試遊台なんですが、これはちょっと、いやかなりハードルが高かったかな。以前には「お蜜柑さま」なんて大当たりもありましたが、やっぱりこう、その場で遊ぶのはちょっと抵抗あるなあ。どちらかというと遊ぶのを見ていたい。今回の一部ブースで、その試遊台と隣接した設計があって、これは遊びやすいかな、とみてて思った。それでもやっぱり見てただけだったけど。
買ったサークルさんからいいねカードにサインをいただいたのですが、この企画が全然説明されていなくて面食らった。なんだこれ。サインをくださったサークルさん、ありがとうございました。この調子だとあのカードが届くのか不安ですが。何人くらい出したんだろう、いいねカード。

というところでしょうか。箱のうらに廻る。