キンドルを触った
Kindle Paperwhite
posted with amazlet at 12.12.01
過日、出かけた際にキンドルペーパーホワイトに触れた。電子書籍端末は初めて触るのだけれど、とても読みやすく、軽くていいものだった。８０００円で１００冊しまえる本棚と考えるとすこぶるよく思えた。すでにアマゾンで予約は済ましていて、年明けには届く予定なので楽しみだ。
アマゾンでは電子書籍の扱いが始まったのだけれど、価格は紙書籍と変わらない。日本の再販価格維持制度やら商慣習やらの結果だろう。結局、アマゾンマーケットプレイスの古本のほうが安い。まさか電子書籍の普及でブックオフの価値が上がるとは思いもしなかった。自炊するとブックオフに売れなくなってしまうのも理由だろうか。
とてもではないが、この状態では電子書籍元年だなんて言えない。先も書いたように中古元年のように感じられる。アマゾンマーケットプレイスの１円の本を選んでしまうだろう。送料込みでもブックオフより安いのだ。
電子書籍ならすぐ読めるところが利点だろうか。とはいえ期待しているのはそれではないのだが……。このままでは青空文庫リーダーとなって終わってしまいそうだ。
