THE NINE MILE WALK.

今月も今月とてミスボドに参加したのよう。
先月はそう寒くもなかったのだが、12月に入って急に寒くなったように感じる。日が出てまだ時間が立っていないと、夜気をはらんだ朝の空気が頬を刺す。蒲田の駅前は昨夜の喧騒も鳴りを潜め、ミスボドが始まる時間ではまだまだ眠っているようだった。パチンコ屋はやってた。駅を出ると石畳のロータリーが広がり、すでに列をなした客待ちのタクシーが朝日を照り返していて、一日を始まりを告げるように誇らしげだ。ロータリー中央のちょっとした舞台のようなところが掃除されており濡れていた。その脇にある取水口に溜まった水を鳩がついばんでいたのだが、いきおいがよかったのか盛大に飛び込んでしまっていた。この気温では寒そうだったが、鳩の目は丸い。

というわけで、柄にも無いことを書いてからプレイリスト。

・シャドーハンターズ
今年初プレイ! 12月なのに!
自分の役はハンター。しかし早々に仲間が1人脱落したのでそのまましょんぼり展開に。シャドウはわかっていて殴っていたのだけれど、ヴァンパイアではなかなか倒せない。最後は最大ダメージの5ダメを食らってシャドウ側の勝利。3ラウンドくらいでおわった。もう一度したかったなぁー。来月の楽しみに。

・村の人生
昨年のドイツゲーム大賞玄人向け受賞でお馴染み村の人生。いかに名誉ある死を選ばせられるか。我が一族の誇りある先達となれるのかを競う。序盤にいろいろ迷って行動が分散してしまったのが辛かった。一点突破の人がすごい点数を書くとして勝利。序盤の開拓世代は仕事をなす間もなく他界してしまい、後世は何かを成せる。その展開がいかにも村の人生。

・ビラックビエナ
ミスボド定番の推理ゲーム。やっとわかってきた感じ。とはいえ一度も正解はできませんでしたが。1枚は当てられました。成長の証。

カルカソンヌ
タイルが雪景色になった、それだけの基本のカルカソンヌ。12枚の追加タイルがありますので、基本と全く同じではありませんが。しかし、それなのに箱の設計が基本と同じ。なのでタイルが綺麗に収められないのです。なんという適当さ。
タイルのイラストが興味深くて、一緒に遊んだ人たちに好評でした。

・テラフォーマー
宇宙! 宇宙! 開拓せよ! という感じゲーム。「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」のように軍事が強いような気もしますが。「世界の七不思議」「ヴォーパルス」もそうなんですが、戦争は基本的に押さえておいて他をどうするか、と考えないといけないように思います。平和にアストロノーカでは開拓星は成り立たないのです。たちあがれ、ジオンの民よ! とでも言ってるのでしょうか。
毎回得点したもののしょぼかったので最下位でした。うーん、もっとうまくしたかったなぁ。

・巨竜の歯みがき
ドラゴンバスター! ならぬドラゴンワッシャーとなってやつらの歯を磨くのだ! といったゲーム。高得点カードをいかに事故せず処分できるかが勝負どころでしょうか。最後の1枚は必ずわかってしまうので、山札に1枚足して、山札たから1枚引くなんてゆらぎがあったほうがいいかな? なんて思いましたが「はげたかのエジキ」のようなゲームですから読み切り勝ちも勝負のうちなんでしょう。考えどころが一点なのでどんだけでも読みこめる面白いゲームでした。

・テレストレーション
俺の画力を見くびってもらっては困る。棒人間しか書けないよ?
BAKAFIREさんの画力が高くて驚かされっぱなしでした。答えは伝わってなかったですが。

「LOVE LETTER」やってない! 「OLD TOWN」やってない! 「ドミニオン」やってない! 重かったのに! 「原子の火花」やってない! 今年買って、一回も使ってない! なんて越年の思いを残しつつ閉会。あっというまに20時だったのがなにより怖かった。「村の人生」が長かったからなぁー。なんていうと「テラミスティカ」勢から甘いと言われそうです。来月は「シヴィライゼーション」「メディチ」かなー。どうでしょう「メディチ」。いろんなゲーム会で箱は見るけどやってるところは見ないゲームの一つ。もっこす

主催者様のブログ。
雲上四季:第9回「ミスボド」レポート http://d.hatena.ne.jp/sinden/20121209/1355032105