エアラインズヨーロッパ

過日プレイした「エアラインズヨーロッパ」がたいそう楽しかったので、それについて語ってみよう。
とはいえ、私は「エアラインズ」「ユニオンパシフィック」をプレイしたことがないので比較はできないのですが。以下ゲーム内容の説明をざっくり。

手番に行えるアクションは4つ。

1.航空路線の拡大
2.株券の公開
3.株券の交換
4.パス

基本的にパスは損な筈。だがパスでは8金が得られる。株式の公開でも金が得られるのだけれど、1枚につき2金なので航空路拡大が第一目的なら有効なのかもしれない。
で、決算を3回やって一番勝利点を持ってた人の勝ち。

順が前後した。ちなみに紹介順は製品添付の手番サマリによる。

  1. 1.航空路線の拡大

対応する費用を払って航空路線を拡大できる。守るべきルールがいくつかあるけど割愛。一回で2路線まで。
これをすると株券がもらえる。次につながる。

  1. 2.株券の公開

手札の株式を公開する。1枚につき2金貰える。細かいルールがあるけど割愛。
株券の価格は路線を拡大すると上昇する。この株券の価格が勝利点となる。それぞれの保有数で順位がついて点数が変わるのはアクワイアと同じ。

  1. 3.株券の交換

株券をエアーアバクス株という特殊な株と交換できる。これは勝利点として有利な株券。
伏せて捨てた株券と交換なので残り株式の読みあいに影響する。またエアーアバクス株はカード背面が通常株式とこなるためプレイヤーの保有枚数は一目瞭然である。これも前述の公開をしないと勝利点にはならない。

  1. 4.パス

なにもしない。くまのプーさん。なのに8金貰える。株券を4枚交換するのに等しい。ずるい。

で、パンデミック方式で株券の山に隠された決算カードが出てくるごとに勝利点を決算する。

ルールは以上でしょうか。細かいルールはBGGに日本語ルールがあるので一読ください。

株券の保有数1位を狙ったり、他人が価格を上げているところにフリーライドしたり。株式を手に入れるには路線を拡大させるしかなく、それは1手番で最大1枚。んでもって、決算が思ってたより1手番早く来る感じ。なぜだ。次でこうして、と考えていると決算になるのだ。その不思議さが楽しかったのですけど。
路線拡大時に飛行機コマを航空路に置くのだけれど、なぜかプロペラ機。なんか不安です。

エアライン・ヨーロッパ 日本語版
ホビージャパン (2011-09-04)
売り上げランキング: 54,304