インディアー!

ゲームフィールドで再版されたボードゲーム「セイルトゥインディア」が買えた。ので、いろいろ思うところを書き散らかす。

https://gamefield.sakura.ne.jp/products/detail.php?product_id=263
商品紹介ページへのリンク。

以前、この日記でも紹介した、大航海時代ポルトガルを舞台にしたボードゲーム。プレイヤーは貴族として冒険家を支援してインド航路開拓を目指す。
途中、交易をしたり、布教に努めたり、基地を作ったりする。そして手に入れたお金で船を増やしたり改良したりしてより遠い港を目指して旅立つ。それを繰り返す。
特徴は何といってもリソース不足であること。プレイヤーにはリソースコマが割り当てられており、このコマで船、交易品、教会、基地、資産カウンター、点数カウンターまですべてを補わなければならない。船コマを商品コマに変換して売却したら資産カウンターに使って、使うとその分船が減ってしまうので本来の目的から遠のいてしまう、といったジレンマが延々と続く。
そんなに大仰なボードもなく、コマもタイルもない。しかあし、そこにはまだまだ未発展の時代の息吹が詰まっているのだ。ただただ遠くへ行きたいという欲望だけ(ひと儲けする)で人は海に出られる。少々リソースが足りなくても。
この再版版は一部ルールが改変されている。とりわけバランスブレイカーとして知られた「活版印刷」に手が入れられたのはうれしい。しかし教会のゲーム終了後に一か所につき2VPと海外布教はそのままかー。どんなプレイ感になるのだろう。
発売開始と同時に注文したので来週中には来るかしらん。楽しみ楽しみ。

で、このセイルトゥインディアは海外のゲームメーカーからも発売される予定です。
http://www.alderac.com/sailtoindia/
デザインがかっけぇ! ゲームフィールド再版版はカードデザインがゲームマーケット版とほぼ同じなのですが、こちらはリテイク。しかしデザインが変更された技術カードのデザインがゲームマーケット版と同じ。いろいろデザインは別れるものですな。
日本国内で販売はなさそう……。なんとか機会を見つけて、これも手に入れたいものです(病気)。

http://www.alderac.com/sail-india-design-diary-age-discovery/
これはデザイナーズダイアリー。とはいえほとんどが500円ゲームズの思い出。続くのかしらん。

再版で500円ではなくなったけれど、ちゃんとしてこれからの時間経過に耐えられるだけの装備を得たのだろう。「500円の割にはよくできている」というレベルのゲームではなかったので、ふさわしい姿形になったともいえる。
これでもっと大勢の手に渡り、遊べるのだとしたら、勘違いも甚だしく1ファンとしてうれしいと思ってしまうほどに好きなゲームなので、今から到着が待ち遠しい。