机のこっちとむこう

ゲームマーケット2013 秋に行った。サークル参加だ。

一日だけ商売をする。とても楽しい。これを仕事にするとなるとまたむつかしいだろうとは簡単に想像がつく。ゲームマーケットから見れば参加者は増える一方、参加サークルも同様。順調に拡大している。会場もビッグサイト。これ以上はないキャパシティだ。とはいえ、商売にするとなるとまだまだ小さな市場で、もうプレイヤーが多すぎるように思う。安易にメビウスが販売したゲームを売るだけでは商売にならないだろう(そりゃそうだ)。

ボードゲームショップを見ると、それぞれ特色を出している。それをまとめてみられるのもゲームマーケットの楽しみの一つだと思う。

新作同人ゲームが200を超える。それぞれ50部程度から何百部、ゲームマーケット後にR&Rやらで販売されたりもする。基本的には一期一会だと思って間違いない。
ここはもう何年とたっても、市場が拡大しても、変わっていない。ボードゲームの購入は一期一会だ。一般流通品でもすぐに姿を消し、再版はされない。ヤフオクのおかげで中古を手に入れられる可能性はあがったが、当然ながらヤフオクでも一期一会だ。一品勝負。マニアは大勢いる。資金は潤沢だ。それがさらに状況に拍車をかける。

ゲームマーケットでも入場してどのサークルに行くか、で戦果は変わる。あとから評判を聞いても手に入れることはまず、できない。マニアを辞任するなら持っておくべきゲームがあるかもしれない。そんな期待がさらに状況を加速させる。

最近は売れたゲームはリメイクされて手に入りやすくなる経路もできてきた。本当に、本当に、面白ければ、商品として力があれば流通する。その可能性があるだけで作る側はうれしくなってしまう。これも市場が広がったからだろう。拡大すればいいこともある。いや、いいことしかない。それに顔をしかめるのはあまり感心しない。

次回は会場規模も拡大、参加サークルは抽選、と更なる拡大が決まっているゲームマーケット。いまから春が楽しみだ。どんなボードゲームに出会えるのだろう。

そしてニコニコ生放送は続けてほしい。