思考の体格

テナガザル。みたままの名前だ。学名は知らない。Wikipediaで調べたら、驚くことにヒト上科だった。

なにかというと、手が長いほうが便利だと思うのだけれど、人間の手はそんなに長くない。なぜだろう。劉備は手が長かったそうだ。便利そう。
今、人が何かを考えるときの基本となっているのは、いまの手の長さだろう。もっと手が長かったら思考にどのような影響があるだろうか。肉体の経験が魂を成長させる。体験が知性に影響する。そして、体験の積み重ねが人格となる。もし手が今より長かったら、人の考えは今とは違うだろう。当然ながら。
その世界には社畜なんてものがないことを祈る。