高度に発達したセイルトゥインディアはじゃんけんと見分けがつかない

ひさびさに「セイルトゥインディア」について書く。あれから数か月。相当遊んだ。日本で2番目くらいに遊んだ。
結論として「港湾管理を買ったものが勝つ」に至った。2金なので1番手が入手できるため高度に極まった場合にはプレイヤー順決定で終わってしまう可能性すらある。

以下、経験を思い出しながら記す。
港湾管理を入手した場合にはゲームが長引けば長引くほど有利なので、2番手以降の戦略としてはさっさと終わらせるしかない。となると1番手は港湾管理を入手し3コマ出港(商品変換)、2番手は地図+3コマ出港(海上)、3番手は速度+1、+1コマ、4番手は建築学、速度+1が妥当だろうか。
その後は1番手はコマを増やしながら3コマ出港、商品売却を繰り返す。2番手はインド速攻、3番手はコマ雇い切り、4番手は速度+2を目指すとなるか。得点コマ購入について検証が必要だが、2番手は速攻しかないのだが資金ショートが辛そう(経験上)。4番手はなんとか銀行でも買って食らいつくしかない。

港湾管理と速攻の比較なのだが、速攻は他人と戦略が重なる可能性があるので辛いだろう。したがって2番手以外が速攻を選ぶ理由はない。3番手はコマ雇い切り終了条件達成の片棒を担ぎ、4番手は終了条件達成のキャスティングボートを握りつつ拠点を立てながら東インド会社で終了時ボーナスでなんとか勝利を納めたいところだ。
港湾管理を手にしていれば3コマ出港して1点を獲得し、コマが足りなければ無条件でリスボンに戻して得点コマに変換すればいい。出港した時点で得点なので問題はない。売却して1コマ雇うで次の手番は十分で次の手番は1点が取れる。
長引けば有利なカードを取る手もある。銀行制度だ。2金を1点に変換できる。3番手、4番手はこれが勝利の必須条件かもしれない。毎ターン2金を発生させるのは難しくない。3個売却で3金1点なので、毎ターン2点獲得する仕組みができればよい。これなら港湾管理にまさる。しかしこの仕組みに至るまでにどれほどの得点差があるのか。

一時期早捲り大正義の論調もあったがやはりコマショートが避けられず、一度資金を確保してしまうと追いつかれてしまうことが確定してしまったように思う。
結論としては冒頭に述べた通りなのだが対抗策はある。