直観はだいたいただしい。

ボードゲームで、直感的に浮かんだ一手は七割くらい正しい。で、のこり三割を詰めて考える人は長考が癖の人。直観の七割を思いつくための時間ととのこり三割を詰めるために必要な時間が違いすぎるのだよ。悩むのはいいが迷うな、とは長考への諫言だろう。
しかし、この「十割の手」を求める人はとにかく長考する。「もっといい手があるはずだ」と信じているため仕方がない。そこにかかるコストを「当然」だとみなしているのだ。